でのコンテナ移動を行っている。しかし、騒音公害や事故に対する反対運動を引き起こしているようであり、道路アクセスの整備が大きな課題となっている。
釜山港の4段階埠頭が完成した後、その西側にフィーダー専用埠頭を整備し、主に積み替え貨物を誘致するために利用される予定である。内陸輸送貨物を海上輸送へシフトさせるための沿岸回送基地を各港に整備する計画もある。
(5)京浜港
京浜港では、青海、品川、大井、川崎、本牧、大黒にそれぞれコンテナターミナルが分散立地しており、シンガポール港や香港港とは立地条件が異なっている。京浜港では、公社所有の専用バース方式が主流であり、自社ターミナルを使っての積み替え方式が中心となっている。
表5−13 横浜港及び神戸港におけるトランシップ率の推移
平成7年のトランシップ率は、阪神大震災の影響により横浜港の増加と神戸港の減少という形で現れている。
表5−14 東アジア主要港におけるトランシップ率
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